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フルクラム・レ-シング3のグリスアップ(FELTオーバーホールその3)

8.FELT メンテナンス
12 /30 2009
フルクラムのホイールはレーシング3以上のグレードはカップアンドコーンでグリスアップができます。(レーシング5以下はシールドベアリング
いよいよハブのグリスアップ。シーズンオフのオーバーホールも最終章に(大袈裟か

211230rhub01.jpgはじめてのロードバイク ベーシックオーバーホール編を横に置いて作業を進めます。この本はカンパ、シマノのコンポのオーバーホールを写真中心で詳しく解説してくれているので参考になります。但し分解・組立の方法については詳しいのですが玉あたりの出し方のようなソフト面は「ガタはゼロで抵抗無く回る位置に調整」の一言で済ましてしまう不親切さ(笑

211230rhub16.jpg今回使うグリスはフィニッシュライン・セラミックグリス。デュラエースグリスは持ちは良いのですが回転抵抗が大きいのでこれにしました。質実剛健のデュラ、洗練されたセラミックグリスというところですかね。
チューブ入りですがダイソーのシリマー(注射器型スポイト)にいれて作業します。

作業の手順はフロントハブ、リアハブで基本的には一緒なのでリアハブの作業を紹介します。
211230rhub02.jpgまずスプロケットを外します。次に5mmアーレンキーをハブシャフトの両端にセットしロックナットを緩めます。

211230rhub03.jpg 211230rhub04.jpg
玉あたり調整用のロックシステムのロックボルトを3mmのアーレンキーで緩めて、ロックシステムを回して外します。

211230rhub05.jpg 211230rhub06.jpg
ワッシャー、ベアリングレース等を順番にピンセットや千枚通しで外していくとシャフトが抜けます。左上がハブの左側のベアリング、グリスは残っていてあまり汚れていません。右上がフリーボディが付いている側(右)のベアリング、ラチェットのアウターギアが見えます。ベアリングのグリスは残っていますがかなり黒くなっています。

211230rhub09.jpgハブシャフトについているのがレース(ベアリング転走面)です。古いグリスをふき取ってみましたが疵等はありません。なを外した部品はトップの写真のように外した順番通りに、かつ表裏も揃えて並べておかないと組立てるときに大変なことに( ̄_ ̄ i)

211230rhub10.jpg 211230rhub11.jpg
レースの下側に見える3個のツメがラチェット。ツメはスプリングで外向きに押されています。

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外した部品の古いグリスを落として綺麗にしたら、外した時と逆の順に組立てます。まずベアリングを入れて(表裏を間違えないように)、セラミックグリスを盛ります。あまりグリスを盛り過ぎると回転が重くなるので注意←これ大事です
ラチェットのアウターギアにもグリスアップします。今回、作業効率アップに役立ったのがHOZANの強力型ピンセット。細かな部品を奥まったところで扱う作業がやり易くなります。

211230rhub14.jpg 211230rhub15.jpg
レース、スリーブ等を組み立てて最後に玉あたりの調整。フルクラムはこのロックシステムを手で回して調整します。
 1.ロックシステムを少し締めて(時計回りに回す)
 2.ハブシャフトを軸方向に揺すってみてガタが無いか確認、ガタがあれば1.に戻る
を繰り返してガタが無くなったところで調整完。ロックシステムのロックボルトを3mmアーレンキーで締めて完了。このロックボルトは雌ネジがアルミなので締め過ぎに注意。

シマノのWナットによる玉あたり調整に比べるとフルクラムのロックシステムは非常に簡単です。

以下にフロントハブのグリスアップの写真のみ紹介します。
211230fhub01.jpg 211230fhub02.jpg
ロックナットを外し、ロックシステムを緩めるのはリアハブを一緒。

211230fhub03.jpg 211230fhub06.jpg
ベアリングにグリスがまだ残っています。また、フリーボディが無い分構造はシンプル。 

211230fhub04.jpg 211230fhub05.jpg
ベアリング(左上)とレース(右上)には疵は無く綺麗な状態。

211230fhub07.jpgベアリングにグリスを盛ったところ。やや大盛り過ぎ(苦笑



■リンク
 フィニッシュライン セラミックグリス(楽天市場)
 Hozan P-891 ピンセット(楽天市場)
 

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2010.3.21 ひでさんからG:シルバーのリングが外れず困っていらっしゃるとの↓コメントがありました
racing3.jpg

スリット入りのアルミリングで特にネジ等では固定されていません。自分が分解したときは千枚通しを背面に差し込んで円周方向均等に少しずつ外側へ引き出したら簡単に外れました。

ひでさん
こんな回答でよろしいでしょうか?


コメント

非公開コメント

早速ご回答ありがとうございます^^
返事が遅くなってすいません。
スリット入りなんでハブ軸に少し噛む感じなんですかね?普通に外せばいいみたいなので、次回チャレンジしてみます。
おっしゃる通り、メンテは出来る限り自分でしたいですよね^^

ひでさん どうも(^O^)/

本文に回答しておきましたのでそれをご覧下さい。

やっぱり自転車のメンテは自分でやってこそ愛着がわきますよね。頑張ってください!

はじめまして。
ハブ調整で検索してたどり着きました。
Racing3を購入して、まずはハブ内部を確かめようと思ったのですが、コーンを押さえているリング(マニュアルのG:シルバーのリング)が外れず、したがってコーンも調整出来ませんでした。
無理やり外すのがちょっと怖かったのでとりあえずそのままですが、何かコツがあったら教えてもらえないでしょうか・・・。

masa

最近、禁煙し太り気味
目指せ体重70kg!!!