チェーン洗浄と給油
8.FELT メンテナンスずっと気にかかっていたのだが昨年4月にロードのコンポをNew105に換装してから一度もチェーンの洗浄をしていない。武漢コロナの巣籠であまり走っていないものの放置し過ぎ。
パンデミックも終息しつつあり走行距離を稼ぎ始めてきたので重い腰を上げて作業にとりかかる。
回転ブラシによるチェーン洗浄器を使用。
後述の理由で食器用洗剤を洗浄に使用するのでチェーンキーパーをセット。このチェーンキーパーがあると後輪を外してもチューンをグルグル回すことが出来、洗浄用回転ブラシが使えるようになる。

10sチェーンのころはパーツクリーナーでザブザブチェーンをあらっていた。
しかし、最近のシマノ11sチェーンはローグレードのCN-HG601でもシルテック加工。ユーザーズマニュアルでは”錆び落としなどのアルカリ性、あるいは酸性の洗浄液は決して使用しない。これらを使用するとチェーンが破損し、重傷を負うおそれがあります。”とかなり刺激的な文言。
これにビビッて食器用中性洗剤を使用することにした。

チェーン洗浄機に食器用中性洗剤を水で薄めたものをいれてクランクをグルグル20回転くらいさせると洗浄は完了。続いてチェーン洗浄機に水をいれてチェーンを水洗い、2,3回水を替えて洗剤も落とせた。
ウェスで乾拭きしたあと30分程度放置して水分を乾いたら注油。
最近はチェーンオイルはAZ CKM-001超極圧・水置換オイルを使用。潤滑性も良好、なによりも使用中にチェーンが砂やゴミで汚れない。値段も安いのでザブザブ使える。
非常にサラサラしたオイルで容器から注油すると注油量のコントロールが難しいのでAZのオイラーに移して使用している。
スプロケット掃除にはパーツクリーナーを使用。非塩素系で樹脂を劣化させないもの。
スプロケットに直にパーツクリーナーを噴射するとホイールのベアリングにパーツクリーナーが侵入しグリスを流してしまうおそれがある。このためプラスチック板にウェスを巻き付け、このウエスにパーツクリーナーを染み込ませスプロケットの間から汚れを掻き出して行く。
10分程度の作業でスプロケットはピカピカ。
最後にPARKTOOL チェーンインジケーターで伸びを確認。あまり走っていないので当然伸びは0.5%以下でOK。
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